はじめの一歩

このたび日本産精油yuicaスペシャリスト講座に参加し、無事に認定証をいただきました。一泊二日の講座は、脳みそフル回転の座学、ほっこりおやつタイム、森林散策、実技、yuicaの生みの親である稲本正先生とのマンツーマン面談と、想像以上に濃密なひとときでした。今はじんわりと喜びをかみしめています。

私が日本産精油yuicaに惹かれたのは、ラベンダーやペパーミントなどの香りがちょっぴり苦手だったから。日本の樹木の香りは、子どもからお年寄りまでどの年代の方にでも馴染みがあり、アロマテラピーに興味がない方でも好ましく受け入れてもらえそうだな、と思ったから。そして、なによりも私の心に響いたのは、精油を抽出する樹木はすべて、森の間伐材や自然に生えているものだけを使用している、という点でした。

yuicaでは、荒れた森林に手を入れ、森の奥まで光が入るようにし、草や木が豊かに育つ環境を整え、その際に出た間伐材を買い取り、精油を抽出しています。日本は世界第3位の森林面積率を誇る、豊かな森の国。その森を守りながら、森からの恵みを無駄なく生かす。間伐材を用いることで、乱伐による種の絶滅を引き起こさない。昔から伝わる叡智をもとに、人も森も共存共栄していくこのあり方は、とても誠実だけれど根気も必要。自然のサイクルに身をゆだねるということは、大量生産ができないため、ときにはお客様をお待たせしてしまうことも。それでも、環境問題が叫ばれる今だからこそ大切にしていきたい姿勢でもあります。

これからは私もyuicaの製品を扱い、販売し、伝えていくことになります。精油の向こうには、その材料となる限りある植物たちがいることを肝に命じて活動していこう。そう思っています。